遅くなりましたが、書きます(笑)
先日、オリエンタルランド社に送っていた質問状の返事が来たのでここに書きます。
質問は全部で4項目で、公開するのは2項目です。すべて内容は要約です。
1.香港ディズニーランドが出来たことにより海外からの入園者が減っていないか、日本人が海外パークへ行くことにより入園者数が減っていないか。
→影響は見られていない。HKDLオープン後も香港台湾からのゲストは増加しており、入園者に占める海外ゲストの割合も増加しています。(04年度3.0%→05年度3.2%→06年度4.3%)
また、日本人がHKDLに行くことによる入園者数の減少もありません。香港に近い地域(九州など)でのTDRとの接点を増やすマーケティング活動を実施しています。
2.ディズニー社との契約の内容を教えて欲しい。また、契約を打ち切られることはないのか?
→ディズニー社には契約に基づきロイヤリティーを支払っており、2005年度は184億円を支払いました。ロイヤリティの内容は分野により率が異なるが、概算で売上に対して7%程度です。
また契約は1979年からTDLオープン後20年間の契約を行い、これを5年ずつ5回(最長25年)更新できる契約です。
その後、2001年TDS開園時に契約を見直し、TDSオープン後20年間の契約、そしてこれを5年ずつ5回(最長25年)更新できる契約にしました。
契約解除は双方の同意がなければ出来ないため基本的に契約解除はありません。
また、契約を更新されない可能性はディズニー社側としてはリスクなしで年間180億円以上ものロイヤリティを得られることから契約を更新しない可能性はないと思います。
OLC社としても自社からTDRの運営を打ち切る理由はないため今後もTDRの運営は続くと思います。
以上ですが、過去にOLCに手紙を出したことがある方ならお気づきでしょうが、
妙にまともな回答が来ました
珍しくちゃんと数字を出したりして納得の出来る回答です。
ということは、逆に本当に焦ってるような気がするのは自分だけでしょうか?(笑)
ディズニー社との関係の項の"リスクなしでロイヤリティが入るんだから"という部分、OLC社がディズニー社をどう思ってるかが表れてるような気がします。
深く考えすぎなのかな??
みなさんのご意見お待ちしてますm(__)m
ブログ、ありがとうございました。
確かにイメージアップを図ろうと必死で、真摯な対応をしていると考えられますよね。。
経常利益と固定資産率からすれば簡単に潰れたりしないんでしょうが
「完成しない」のがコンセプト故に負債も大きい、ロイヤリティもある、、
のに昨今に見られるスポンサー離れ。。
もっともっとエンドユーザーを大切にしろぉーーーと思います。
>tanzoさん
ちょっとくらい危機感あるみたいで逆に安心ですけどね(笑)
いくら利益があろうとも、固定資産があろうとも、ディズニーに契約を打ち切られると相当ダメージがあるのがこの会社の特徴だと思います。
お金入るから契約打ち切られないだろうって言っても、ディズニー社が香港DLの運営で東京が邪魔になったり、日本で自社でパークを作ろうと思ったら打ち切ってきそうな気がするんですけどね?。
まあ、後者はまずないと思いますが(笑)
興味深く読ませて頂きました。
1 について。
確かに海外からのゲストの数は増加しているようですが、根本的に海外ゲストに対してのサービスが充分なものなのか疑問です。
HKDLではショーが二カ国語で行われていたり、字幕を付けたりしてますから、TDRとの意識の違いを感じます。
日本人のTDR入場者数はもう飽和状態なのでしょうかね〜?昨年までのこの時期はシーでリズムがやっていて、閑散期対策をしっかりやっている感があったのですが、今期のイベントは正直微妙・・・(笑)
九州でTDRとの接点を増やすマーケティング活動って、どんなことやってるんでしょうね?
>さらさん
海外からのゲストの扱いはパークだけでなくて日本の問題ってのもありますよね?。
海外のように簡単な英語ならどこでも通じる程度じゃないですし…。
他のディズニーリゾートのようにリゾート内のキャストは全員英語が出来るってのにするのも今の日本だと厳しいと思います。
それに英語の出来る人間を時給800円とか900円で雇うのもムリでしょうしね…。
イベントが微妙ってのは指摘しだすとキリがないですよ(笑)
それに、はっきり言ってイベントの内容で入園者数が増減するかって微妙だと思うんですよ。
ディズニー好き常連はイベントの内容で通うか決めそうだけど、普通のゲストとかダンサーマニアは何をやってようと来ると思うんですよね?。
九州でのマーケティング、自分も知りたいです(笑)
九州にお住まいの方いたら教えてください?!